2009-06-25 第171回国会 参議院 総務委員会 第21号
それから二つ目に、放送日前日、番組の試写に立ち会った野島担当局長が番組内容を修正、削除する方針を番組制作者らに指示したことも批判をして、乱暴で性急、放送人の倫理として当然目指すべき質の追求という番組制作の大前提をないがしろにするものとしております。
それから二つ目に、放送日前日、番組の試写に立ち会った野島担当局長が番組内容を修正、削除する方針を番組制作者らに指示したことも批判をして、乱暴で性急、放送人の倫理として当然目指すべき質の追求という番組制作の大前提をないがしろにするものとしております。
野島担当局長から、番組の視点が女性法廷に近過ぎるのではないかという趣旨の発言があったと。これははっきり意見を述べているじゃないですか。感想は述べたが意見は述べなかった、そういう答弁をされているんですよ。こういう発言を感想という言葉ですりかえて意見を述べなかったというのは、これは通らない話じゃないですか。
○原田参考人 野島担当局長が伝えた後、実際には、当時のチーフプロデューサー、中に入っておりました番組部長と二人で、その後、内容を実際には、そのとき伝えられた内容をもとに台本を詰めております。
では、もう一回確認しますけれども、松尾氏が出されている意見陳述書でも、部長が部屋を出ていった後、野島担当局長が私の部屋にやってきました、野島局長が何のために私のところに来たのかについてははっきり覚えていません、野島担当局長が部屋に来ると、ほぼ時を同じくしてチーフプロデューサーがやってきたと。つまり、チーフプロデューサーがいるときには野島さんがそこにいるということでしょう。もう一回確認します。
放送前日の一月二十九日、野島担当局長は松尾放送局長と安倍官房副長官に会って番組の内容を説明したと報道されています。その直後の午後六時過ぎから、野島、松尾、伊東番組制作局長も加わって異例の試写が行われ、野島氏が感想を述べ、大幅な修正を行いました。
その告発に対してNHKコンプライアンス推進調査結果報告書が一月十九日に発表されましたが、それによると、一月二十九日、当時の松尾放送総局長、野島担当局長が安倍晋三官房長官に会って、女性国際戦犯法廷に関し、この機会に番組について説明しておこうと思い、番組の趣旨について概略説明したと、こういうふうに報告書にあります。
まず、松尾放送総局長と野島担当局長が中川議員と放送前にお会いしたことはございません。さらにまた、呼ばれたという事実もございません。それから、お会いしたのは、放送から三日後にお会いしておりますけれども、それは松尾ではありません。当時の伊東番組制作局長と野島でございまして、松尾は、放送前だけでなく放送後も中川議員にはお会いしておりません。
この番組放送前日の一月二十九日、当時官房副長官だった安倍氏と面会をしたNHKの幹部に、当時の松尾放送総局長と総合企画室の国会担当の野島担当局長がいたということはNHKも認めておられます。 そこで、きょうおいでいただいている野島理事にお伺いいたします。松尾氏、野島氏が安倍氏と面会した後の夕方、「ETV2001」「問われる戦時性暴力」番組第一次版編集VTRの試写が行われました。
先ほどの答弁にもありましたように、野島担当局長がこの番組についての事前説明に行かれた国会議員は安倍議員と下村議員のお二人なのか、それから、事後に報告をされたのは中川議員だけなのか、それ以外にもいるのか、その点を確認したいと思います。